この記事では、ブログをスラスラ書けるようになる「記事の書き方」について解説します。
いざ記事を書こうとしても、「なんだかうまく書き始められない」ということはないですか?
この記事を読むことで、
- どうやって記事を書けばいいのかわからない
- うまく記事が書けないなくて悩んでいる
- 記事の型(テンプレート)を教えてほしい
という不安や疑問といったものを解消できると思います。
本文内で記事を書く際に使う「記事テンプレート」も紹介しており、この記事テンプレートを使うと記事をラクラク書けるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を読み終わる頃には、早くブログを書きたい衝動でたまらなくなっているかもですよ(笑)
本文内容
・記事を書き始める手順について
・記事を書く前の前提条件
・記事構成の作り方
・記事の具体的な書きすすめ方
・読みやすい記事を書くためのポイント
それではいきましょう。
記事を書き始める手順

これからブログ記事の書き方について解説していきます。
何も考えずいきなり記事を書き始める人がいますが、それではうまく記事は書けません。
記事を書く際には、最初に大まかな全体像を掴んでおくとことが肝心なんです。
というのも、記事の全体像がはっきり見えていれば、文章をさいごまで一気に書きすすめることができるからです。
で、記事を書いていく全体像としては、大まかに4つのステップに分かれます。
- 前提条件を設定する
- 記事構成を考える
- 記事を書き始める
- 記事の装飾をする
この順番で記事を書いていくことで、記事の内容に一貫性を持たせつつスムーズな流れの文章にできるので、誰でも読者に読まれる記事を書くことができるようになります。
ただ、4つのステップの中で一番重要なのは、①の前提条件を決定することです。
ここをミスってしまうと、記事全体の方向性がずれてしまうので、特に①については、よく理解してください。
ではさっそく、①前提条件について具体的に解説していきます。
手順①:記事を書き始める前に決めること

まず、記事を書きはじめる前に前提条件として明確にしておかなければいけないことがあります。
それは、その記事を読むことで
「誰にどうなってほしいのか?」
ということです。
要するに、記事の「ターゲット」と「目的」を明確にしなければなりません。
なぜこれらを最初に設定するのかというと、この2つを決めると記事全体の方向性も同時に決まってしまうことになるので、この2つが記事の内容を大幅に左右してしまう要因になるからです。
例えば、この記事では、
- ターゲット = 記事がかけない人
- 記事の目的 = その人が記事をスラスラ書けるようになること
と設定しており、この2つを決めることで、記事の本文内容も以下のように自動的に決まりまります。
記事の本文内容 = 記事が書けるようになるために必要な情報
「記事が書けない人に何を伝えれば、記事が書けるようになるのか」を考えることで、記事本文である「何を伝えるか」という部分が見えてくるようになるわけですね。
このように、「ターゲット」と「目的」が決まれば、記事の内容がより明確に決まってきます。
この2つは言ってみれば、ターゲットを「スタート」として、目的を「ゴール」とイメージするとわかりやすいと思います。
記事本文というのは、スタートからゴールまでの道のりをスムーズにで繋げてあげること。
記事を書く前提条件として、最初に「ターゲット」と「記事の目的」の2つを決めておくことができれば、書き手にとっても記事を書くことが非常に楽になります。
記事を書き始める前に、「ターゲット」と「目的」を決ることが何よりも先決ということです。
ターゲットと目的を決め、本文の内容が見えてくれば、次に記事全体の構成を考えていきます。
手順②:記事構成を考える

「ターゲット」を「記事の目的」までスムーズに導くためには、記事の構成を事前に作っておくと効果的です。
というのも、記事構成を最初に作っておかないと、途中で話が脱線したり、他の話題に富んでしまったりと、記事に一貫性がなく、内容が伝わりづらいくなってしまう危険性があるからです。
ただ、記事の構成については、すでに「型」というものがあって、それをテンプレ化した「記事テンプレート」がありますので、先にそのを紹介します。
記事テンプレート
■ リード文パート
記事の内容
ターゲットの明確化
記事を読むメリット
■ 本文パート
h2見出し
・内容
・内容
・内容
h2見出し
・内容
・内容
・内容
h2見出し
・内容
・内容
・内容
■ 結論パート
本文のまとめ
次の行動に誘導
実は、ブログ記事は、このように3つのパートから構成されていることが多いです。
「リード」・「本文」・「結論」
このブログの記事はすべてこの流れに沿って書かれており、このテンプレートに沿って記事を書いていくと、迷いなくスラスラ書くことができるようになるので非常におすすめです。
ただ、このテンプレを使いこなすためには、それぞれのパートに役割があり、その役割をしっかり理解しておく必要があり、間違った使い方をしても効果が得られません。
なので、それぞれ詳しく解説していきますので、きっちり理解しておくことをおすすめします。
・リード文の役割
リード文の役割は、「なんとしてでも本文を読んでもらうこと」です。
一般的に、ネットユーザーはほとんど記事を読んでくれません。
ユーザーの行動としては、気になるページを開いても、サッと全体を眺めて自分が知りたいところを探し、興味が持てなかったら即ページを閉じる、という感じですね。
僕も調べ物をするときもこんな感じでさらっと見て終わることが多いです。
なので、ちゃんと記事(本文)を読んでもらうためには、記事の冒頭部分で「この記事はあなたに取って必要がな情報が書かれていますよ!」ということを示してあげないといけないんです。
そのためには、以下の3つの要素をリード文で示してあげると効果的です。
- 記事の内容を簡潔に示す(本文に何が書いてあるか示す)
- ターゲットを特定する(悩みや疑問を明確にする)
- 記事を読むメリットを示す(記事を読むことでどうなるか?)
この記事には、何が書いてあるのか、どんな人が読むべきなのか、記事を読むとどうなるのか。
これらを記事の頭部分で示すことで、読者は「あ、これ自分の知りたいことかも!」と記事に興味を持ってくれるようになり、スムーズに本文に誘導していけるわけですね。
ちなみに、このページのリード部分も3つの要素を入れて作ってあります。

このように、読者を記事に引き込む工夫をして、記事が読まれる確率を上げることがリード文の役割なんです。
・本文パートの役割
本文パートは、読者を記事の目的(読み終わった後に読者がどうなっているか)までしっかり誘導してあげることです。
本文の構成を考えるときは、伝えたいことを箇条書きにして、読者が最も理解しやすい順番に並べてあげると読みやすい構成ができます。
イメージとしては、読者がスムーズにゴールまでたどり着けるように道を作ってあげる感じです。
ここはちゃんと頭を使って、どう伝えれば読者は理解してくれるのかを考える必要がありますが、考えながら記事を書いていくことでライティングスキルが上がっていくので、頑張って欲しいと思います。
また、ポイントとしては、伝える内容を箇条書き出していき、整理したものを「h2タグ」や「h3タグ」の見出しで伝わりやすい順番に置き換えるといいです。
こうすることで区切りができて読みやすくなります。
具体的にはこんな感じ、
h2見出し
小リード文
h3見出し
本文
h3見出し
本文
h3見出し
本文
h2見出し
小リード文
h3見出し
本文
h3見出し
本文
h3見出し
本文
h2見出し
小リード文
h3見出し
本文
h3見出し
本文
h3見出し
本文
ここまでできれば、本文の全体像が見えてくるので、記事を書く際には、ここに肉付けをしていくイメージですね。
このように、本文を書き始める前段階で、本文の構成をしっかり決めておけば、手が止まってしまうことも少なくなるはずですよ!
・結論の役割
結論パートの役割は、最後にもう一度、記事の要点を理解してもらうことです。
長い文章になればなるほど、最初に読んだことを覚えているのは難しいと思います。
そこで、記事の最後で重要な部分を再度繰り返してあげることで、読者に要点を思い出してもらうわけですね。
改めて記事を繰り返すことで、読者に記事の内容をしっかり伝えることができるんです。
あと、読者に次の行動を促すことも忘れてはいけません。
ブログの記事は、「読んで終わり」ではダメです。
ブログの目的は利益を上げることなので、読者の方には、次に何かしらの行動を取ってもらわないといけなんですね。
具体的には、適切な関連記事や商品紹介ページに誘導すること、また、返信してもらうことや実際にブログを開設してもらうなどの行動を起こしてもらうことなどです。
読者がこの記事を読んだうえで、「さらに何を伝えれば、読者もっと良くなるのか?」を徹底的に考え、その行動を取ってもらうように促すことができれば、自然と読者は「次に何をすればいいのか」がわかり、行動を起こしてくれるようになります。
なので、読者にとって、次の適切な行動を促すようにしましょう。
以上が記事構成部分でした。
ブログはこの型を使って書かれていることが多いので、他のブログを読むときも意識して読んで見るようにしてください。
記事テンプレートで記事の全体像を構成を整えられたら、次は実際に記事を書いていきます。
手順③:記事を書いていく

ブログではこの本文部分が最も大きなウェイトを占めます。
そのため、本文部分はしっかりチカラを入れて作っていく必要があります。
で、この本文をどうやって書いていったらいいのかなんですが。
本文の書き方は、「PREP法」という方法を使って書いていくとまとまったわかりやすい記事を書くことができます。
PREP法は有名なのでよく紹介されているんですが、下のような流れで書いていく方法のことを言います。
- Point = 結論
- Reason = 理由
- Example = 具体例
- Point = 結論
最初に結論を話すことで、読者に自分の主張を明確にします。
そして、なぜその主張をするのか、主張の根拠を示します。
次に、主張に対する具体例を示すことで、主張に説得力を持たせます。
最後にもう一度最初の結論を示すことで、読者に納得してもらうわけです。
一例を上げてみましょう。
- 結論
ブログの記事だけでなく、相手に自分の考えを伝えたいときは、PREP法を使うと効果的です。 - 理由
なぜなら、PREP法を使うと文章が自然と論理的な伝え方になるので、相手への説得力が増し、印象に残りやすくなるからです。 - 具体例
実際、この文章もPREP方を使って書いていることで、説得力のある文章になっていると思います。 - 結論
このような感じで、PREP法を意識するだけで、伝わりやすい文章を簡単に書くことができるようになりますよ!
ただ、PREP法はあくまでも1つの型でしかないので、どんな文章でも当てはめられるというわけではありません。
文章の流れによっては、具体例の部分に「反論への理解」を伝える必要がある場合もあるし、「理由」部分がなくいきなり具体例を示すことが適切な場合もあります。
PREP法を軸としながらも、適切な流れになるように書いていくと効果的です。
本文については、まずはこのprep法をマスターすれば、あとはこれを繰り返していくだけなので、頭を使わずに無限に文章が書けるようになりますよ。
手順④:記事を装飾していく
記事の本文が書けたら、記事を装飾していきましょう。
装飾をする目的は、「記事を読みやすくするため」です。
記事を装飾していくためには、以下のものを使って装飾していくと良くなります。
・太文字
・マーカー
・赤文字
・アンダーライン
・ボックス
・画像
これくらいの装飾をすれば十分だと思います。
よく赤や黄色、緑など複数の色を使って文字を目立たせる方がいますが、これは記事全体がごちゃごちゃしてしまって、返って読みづらい文章になってしまいます。
なので、装飾していく際は、多くても3色程度に抑えるようにしましょう。
記事を装飾の際のポイント
記事を装飾していく際のポイントとして、記事の中にブロックを作っていくイメージで装飾していくと読みやすくなります。
例えば、僕はこんな感じをイメージしながら装飾しています。

引用ページ>>ブログテーマ(ジャンル)の決め方【外さない選び方とポイント】
ある程度の間隔で「太文字」や「ブロック」の装飾を入れることで、読者は記事を読むことが疲れず、最後まで読み進めてもらうことができます。
装飾ができれば、記事はほぼ完成です。
最後に、読みやすくするポイントを紹介するので、ポイントを意識しながら記事を再確認していってください。
読みやすい文章を書くためのポイント

最後に、記事の文章を読みやすくするためのポイントについてご紹介します。
ここでは、特に重要だと思う、3つのポイントについて紹介します。
とりあえず、この3つを徹底するだけでも格段に読みやすい文章になるので、書き終わったら最後に確認するようにしてください。
簡潔に書く
ブログの文章は簡潔に書くのが良いとされています。
というのも、読者は基本的に、真剣には読んでくれないものだからです。
たとえば、下の文を見てください。
①:アフィリエイトで大事なことは、お客さんに商品を購入させるテクニックを学ぶことであり、そのための文章術であるセールスコピーライティングを学ぶことこそが最も大切なのです。
②:アフィリエイトは、セールスコピーライティングを学ぶと稼げます。
どうでしょう?話している内容は同じでも、下の方が読みやすいですよね。
このように、一文が長すぎてしまうと、文章を見ただけで読む気をなくしてしまう可能性が高くなってしまいます。
見ただけで瞬間的にパッと理解できるくらいの長さが理想だと言えます。
結論から書く
ブログの記事は「結論ファースト」が原則です。
理由は、読者はさっさと答えを知りたいからです。
たとえば、
1ヶ月で3,000円も節約できた驚きの方法を知りたくないですか!?
よりも
スマホを格安SIMに変えるだけで、1ヶ月で3,000円も安くになります。
以下で変更方法を紹介します。
どっちが知りたいことが書いてありそうかといえば、下の方がわかりやすいと思います。
結論を先に示し、これから何を伝えるのかを明確にすることで、読者は次を読みたいとなるんです。
逆に、答えがわかりにくい記事は一瞬で閉じられてしまいますので、記事を書いていくときは最初に結論を示すようにしてください。
音読してみる
音読すると客観的に文章を認識することができるようになります。
実際に声に出して音読をしてみると自分でも気づかなった読み難い箇所が見つかる事が多いんですね。
なので、読者になった気持ちで読み返すと文章を改善しやすくなり、読みやすい文章に修正しやすくなります。
記事を書くのは大変ですが、書き終わったら最後に音読することを特におすすめします。
以上3つのポイントを意識しながら、書けた記事を読み返して見てください。
途中でよくわからなかったり、詰まってしまう部分があれば、修正が必要なポイントということです。
最後に自分で読み返してみて、すんなに内容が頭に入ってくるようになっていれば、これで記事が完成です。
まとめ:記事を書く原則は「ユーザー目線」!

おつかれさまでした。
今回は、ブログの記事の書き方を紹介しました。
基本的なところから解説したので、この手順どおりに記事を書いていけば、スラスラと迷いなく記事を書けますし、読者にとってもわかりやすい記事になっているはずです。
結局のところ、読み手の視点に立って記事を書いていけば、自然と読まれる記事が出来上がるはずです。
上で紹介したテンプレートも本質的には「読者にとって読みやすい流れ」を形に表しただけに過ぎません。
なので、読者目線に立って記事を書いていくことができれば、無理にテンプレートに沿って書く必要はなく、その都度読者に取って適切な流れを自分で作っていけばいいだけなんですね。
あくまで、「ブログは読者ファースト」という本質をしっかりと意識しながら記事の構成を考えていっていただければと思います。
この記事を見ながらでいいので、早速1記事書いてみてくださいね!
(↑こんな感じで、読者に次の行動を促します笑)
ありがとうございました。